少しずつ秋の訪れを感じる9月。
日中はまだまだ暑い日もありますが、そのギャップも相俟って、夕方には季節の変わり目に、心地よい寂しさを感じる瞬間があります。
SRも2022A/Wより、前任ディレクターから新体制へと変化を遂げました。
(前回までの半袖アイテムで川島監修商品が終了。
今回のトレンチコートを含む秋冬物からデザイナーを中心とした新体制となります。)
各所で活躍を続けるデザイナーや運営新メンバーを迎えいれることで、プロダクトにより明確なメッセージを込めると共に、SRの特異性をもっと感じていただける、そんな作品を生み出して行ける体制と成りました。
今回の体制については、以前から構築を目指してはいたもののなかなか実現ができず、数年の時が経過。
○オートクチュールも手掛けている(手がけたことがある)。
○メディアで作品が話題になった(取り上げられた)ことがある。
○自分自身、パターンから縫製までのスキルを身につけている。
○明確な意思がある。
上記が、新たな体制に於いて掲げていたスキル条件でした。
ブランドとして発信していく上で、ご着用いただく全ての方々に御納得いただけるメンバーでお応えしなければ・・・。
そう考えれば考えるほど、求める条件のハードルは当然高くなっていました。
アパレル業界で言う「企画力」ではなく、あくまでも「デザイン力」に拘る事。
私自身アパレル業界に20年近く携わってきた中で
その上で感じる、今必要な要素。
SRをお選びいただく為の最大の理由。
以前より進めていた話が、様々な時流から大きく進展。
今回のA/Wラインを納得する形で迎える事が出来ました。
「人」が顔になるのではなく、「作品」が顔になるように。
量産だけではなく紅白歌合戦やFNS歌謡祭などの歌番組衣装、アーティスト衣装、MVやCMスタイリング、ホテルの制服まで、数々の作品を手がけてきたチームだからこそ出せる特異性。
SRの存在意義を「Five Senses」と捉え、ブランドとしての新たな価値を高めてまいります。
まずは、第一弾
「DOUBLE DRESS TRENCH COAT」。
昨年度から、非常にたくさんのお問合せをいただいておりましたDRESS TRENCH COATを、さらに練り上げ、Next ver.としてリリース。
ドレスを纏うようなトレンチコートをコンセプトに掲げた当作品は、4mを超える蹴回しはそのままに、襟元や各所細部のデザイン性を高め生まれ変わりました。
全スタッフが逸品と呼ぶこのトレンチコートは、歩く道がランウェイに見違えるような「魅せる」ことに拘った作品。
すれ違う人の記憶にまで刷り込まれるような「余韻」。
「早めにリリース情報が欲しい」という、皆様からのお問い合わせがございましたので、今回は予約販売とさせていただき、少しでも早く情報が解禁できるように致しました。
今回のトレンチコートを皮切りに、イタリア製附属✖️岡山デニム、先日のT G Cでメインを務めたAULA AILAとSRの完全別注Vibram bootsなど・・・
皆様の五感を刺激する作品が続々登場予定でございますので、引き続きSRをチェック頂けますと幸いです。
今後共何卒宜しくお願い致します。
※DOUBLE DRESS TRENCH COATは予約規定数に達したタイミングで受注終了とさせていただきます。予めご了承くださいませ。