BACK SCOOP KNIT
暖かいニットが良いけど、
コーディネイトの中心になるような、
インパクトのあるニットが着たい。
このような想いから制作が始まった
BACK SCOOP KNIT(バックスクープニット)。
名前の通り、後ろをスプーンですくったような
デザインが特徴の1着。
肉厚のハイゲージニットとバックの
空きの矛盾が心地よい、SRの自信作です。
今回は、こだわりや制作秘話を
ご紹介させて頂きます。
SRでは2度目となるニット制作。
ニットは他のアイテムと違い、パターンを引かない為
シルエットを綺麗に出すことが難しく、
今回、より丁寧に慎重に手をかけてお作りしました。
まずは、頭の中のイメージをアウトプットして
工場へ伝えるところからスタート。
ここが何より難しいポイントです。
どこにでもあるような厚手のニットは作れるけど、
SRでは デザインはもちろん、着心地やシルエット、
素材、何一つ妥協したくないので、
チーム全員心を鬼にして1つ のプロダクトと向き合います。
SRで今回作りたかったのは、冒頭でお伝えした通り
暖かくて、コーディネイトの中心になるような
インパクトのあるニット。
プラスで今年はどこにも無いような、
レイヤードや着こなしを楽しめる個性派ニットが気分..
そこで、大胆に背中部分を空けたデザインに。
冬に肌見せ..と、とても悩みましたが、
ニット×肌見せの矛盾がなんだか心地よくて愛おしい。
インナー次第で着方も自由自在..
SRのお客様は、コーディネイトがとても素敵で、
私も想像出来ないような着こなしをして下さるので、
絶対に気に入って頂けるはず と、思い切りました。
背中を大胆にあける代わりに、
冷えやすい首元やスリーブは肉厚でボリューミーに。
スリーブのパフは、ボリューム感を出すことが難しく
頭の中の理想を形にする事に、沢山の時間をかけましたが、贅沢に糸をふんだんに使い厚みを出すことで、
とても素敵な仕上がりに。
仕上がったサンプルを見て、妥協しなくて良かったな..と
チーム一同感動しました。